自分の肌質が何か知っていますか?

う~ん・・・

どうしたの?

あっ、先生!
これ評判がいいから買ってみたんだけど、全然効果なくて。・・・ていうか、肌がヒリヒリする・・・

肌質にあってないんじゃないの?

肌質?

そう。肌にあっていないものを使うと逆に肌トラブルの原因になってしまうこともあるのよ。
自分の肌質を知っていない人、思い込みで決めている人って意外と多いです。
せっかく評判の商品を買ったのに、実際使ってみたら全然効果がなかったという経験ありませんか?
こういった声、意外と多いんです。
なぜこんなことが起こるのか、その原因の一つが、自分の肌質とあっていないものを使ったから。
自分の肌質と違ったケアをすると、効果がないだけでなく、時には肌トラブルの原因にもなります。
正しいスキンケアをする上で自分の肌質を知るということはとても大切なことです。
そこで肌質のチェック方法や肌質別の対策などを紹介したいと思います。
肌質とは?
肌質には、「脂性肌」「隠れ乾燥肌」「普通肌」「乾燥肌」の4つのタイプがあります。
これらの肌質を分けているのは、水分量と皮脂量のバランスです。
肌の水分量が多いか少ないか、皮脂量が多いか少ないかで4つのタイプに分かれます。
肌質チェック法
朝、顔を洗う前に、頬、Uゾーンに触れてみてください。
- 皮脂が浮いて、ベタッとしている → 脂性肌
- 皮脂でべたっとしているが、カサカサもしている → 隠れ乾燥肌
- ベタツキも、カサツキもほとんど感じない → 普通肌
- 全体にカサカサしていて、突っ張っている → 乾燥肌
肌質別の対策
脂性肌
脂性肌は、皮脂腺の働きが活発。
皮脂が過剰に分泌され、テカリやベタついてしまう肌に。
男性は特に女性に比べ皮脂量がもともと多く、脂ギッシュ!で悩んでいる人が多いですが、ストレスや睡眠不足などの生活習慣によっても皮脂の分泌が増えることがあります。
起きやすい主な肌トラブル
- ニキビ
- 肌荒れ
- 脂漏性皮膚炎
【対策】
朝晩の洗顔で皮脂を落とし、日中はあぶらとり紙などでこまめに皮脂をおさえるのがポイント。
油分少なめの保湿美容液でケアしましょう。
また、ストレスや睡眠不足などによっても皮脂の分泌が増えるので生活習慣にも注意してください。
隠れ乾燥肌
皮脂が多いのに、実は肌の水分は少ない隠れ乾燥肌。
皮脂が多くてテカっているのに、肌内部はカサカサという、肌トラブルが起きやすい肌質です。
「インナードライ肌」ともいいます。
起きやすい主な肌トラブル
- ニキビ
- 吹き出物
- 肌の乾燥
- シワ
【対策】
隠れ乾燥肌の人は、肌の水分を増やす保湿ケアが重要。
皮脂をしっかり洗い落とした後、すぐに保湿ケアをしっかり行いましょう。
肌の水分量が増えれば、皮脂だけが浮いて目立つのを抑えることができます。
また偏った食事や不規則な生活習慣など、肌のバランスを崩しトラブルを起こしやすくなってしまうので、バランスのとれた食生活、規則正しい生活を心がけてください。
普通肌
肌の水分が多く、脂分が少ないのが普通肌の特徴。
毛穴も目立たず、弾力があり、理想的な肌です。
4つの肌質の中で最もトラブルがおきにくい肌です。
【対策】
普通肌は、肌トラブルがおきにくく、理想的な肌の状態です。
今の肌をキープするため、また年齢とともにどうしても水分量が減っていってしまうため、保湿ケアを怠らないようにしてください。
乾燥肌
角質層の水分量が20%以下の肌を乾燥肌といいます。
肌表面はカサカサしたり、突っ張ったり、粉が吹いたり。
肌のバリア機能が低下しているので、肌が過敏になり、トラブルも起こしやすいです。
起きやすい主な肌トラブル
- 肌の乾燥
- シワ
- くすみ
【対策】
乾燥肌の人は、保湿ケアがなにより重要。
洗顔、クレンジングはとにかく優しく。そして、セラミドなど保湿成分が入った美容液でしっかり保湿ケアを行ってください。
肌に潤いを与えましょう。
肌は一生同じではない!
肌質は一生同じではありません。
ホルモンの影響を受け変化します。
また、偏った食生活、間違ったダイエット、運動不足や睡眠不足、ストレスなどの生活習慣によっても変わります。

今の肌がずっと続くわけではないので、定期的に肌質チェックを行い、肌に合わせたケアを行うことが大切よ。
まとめ
肌質は、肌の水分量と皮脂量のバランスにより、「脂性肌」「隠れ乾燥肌(インナードライ肌)」「普通肌」「乾燥肌」の4つのタイプに分かれます。
正しいスキンケアを行うためにも、まず自分の肌質を知ることが大切です。
自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使用し、正しいケアを行えば、清潔感のあるきれいな肌になれます。