男性は日焼けに対してあまり抵抗はないのではないでしょうか。
最近は「美白男子」という言葉もあるほどしっかりUV、美白ケアをするという男子も増えてきてはいますが、まだまだ少し日焼けしているぐらいの方が健康的でかっこいいと思ってい人が多いです。
僕も、特に夏場は少し日焼けしていたい派。白いとなんとなく恥ずかしいと感じてしまいます。
また日焼けしている方がヒゲやクマなども目立ちにくいですよね。
メリットもありそうなんですが、しかし実はそうもいってられないぐらいデメリットの方が多いです。

紫外線は目に見えず気にならないかもしれないけれど、肌老化の原因の約8割は紫外線によるもの。
スキンケアの中でも紫外線対策は男女問わず特に重要なことなのよ。
紫外線対策をしているかしていないかで、5年後、10年後の肌は全く違います。
女性ほど美肌にこだわってなくても、汚い肌になるのはやっぱり嫌じゃないですか。年齢以上に老けて見られるのもつらい・・・
そこでまず、紫外線とは何か調べてみました。
紫外線とは?
紫外線には暑さやまぶしさなど実感できるものがないので気づきにくいですし、どのくらい浴びているのかわからないですよね。
それこそ紫外線の怖さ。落とし穴なんです。
ある日突然、肌老化として現れる恐怖の紫外線。
肌を紫外線のダメージから守るには日々のUVケアをしっかり行うほかありません。
「UV-A」と「UV-B」
地上に届く紫外線は、その波長によって「UV-A(A波)」と「UV-B(B波)」があります。
「UV-A」「UV-B」は、それぞれ肌に影響を与える範囲が異なります。
UV-A
肌の奥、真皮にまで到達してしまうため、コラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えます。
シワやたるみなどの老化の大きな原因になるのが「UV-A(A波)」。
「UV-A(A波)」は、雲やガラスを突き通すので、たとえ曇りの日であっても、また室内にいても油断できません。
UV-B
エネルギーが強く、皮膚の表皮にダメージを与えます。
日焼けを起こす(肌を赤くヒリヒリさせる)要因になるのが「UV-B」です。
ただし「UV-B(B波)」は、雲やガラスなどである程度さえぎられます。
紫外線によるダメージで最も有名なのがシミだと思いますが、シミは、「UV-A」「UV-B」ともに関係しています。
デメリット
女性ほど美肌に興味はなくても、シミ、シワ、たるみだらけの汚い肌や、年齢以上に老けて見られるのは嫌ですよね。
ケアをしていないと、気づかなくても日々ダメージが蓄積。
気づいたとき、間違いなく後悔の嵐です。
紫外線はこんな時も降り注いでいる
5月ごろから夏に向けて日焼け止めのCMがよく流れますが、紫外線対策は一年中行わなければ意味がありません。
量に違いはありますが、少ない時期であっても肌にとってはダメージです。
夏だけ、晴れている時だけ、屋外スポーツをする時だけ、山や海などに行く時だけではダメなんです。
特にうっかりしやすいシーンです。
日陰にいる時
紫外線には、
- 地表までまっすぐに届く「直射光」
- 空気中で四方八方に広がって地表に届く「散乱光」
の2つのタイプがあります。
日陰にいると、「直射光」はある程度防げますが、「散乱光」は浴びています。
長袖などを着て肌の露出が少ない服装をしている時
紫外線が肌に直接当たらないように、長袖を着て肌を露出しないようにしている人もおられるかもしれません。
しかし、その服はUV加工されていますか?
UV加工されたものでなければ、紫外線は洋服の上からでも容赦なく通ります。
室内にいる時
紫外線のうち、シワやたるみなど肌老化の大きな原因になる「UV-A(A波)」はガラスを通過します。
部屋の中にいるからといって安心できません。
曇りの日
「UV-A(A波)」は雲やガラスを通過して地表に届きます。
曇っているからといっても油断できません。
無防備に目をさらす
目からも紫外線は入ります。
目に紫外線が入ると、脳が「メラニンを出すよう」指令。直接肌に紫外線が当たっていなくても、全身が日焼けしているのと同じことが起こります。
また白内障のリスクも高めます。
外出時には、UVカットされたサングラスを着用し、目も保護することが必要です。
まとめ
男性は日焼けに対して抵抗感がない人が多く、日常的に紫外線対策をしている人はかなり少ないです。
しかし、女性と違い素っぴん。
実は男性の方がよりダメージを受け続けています。
紫外線は目に見えないし、日焼け以外はすぐに何か肌トラブルが起こるということがないので気にしない人が多いかもしれませんが、5年後、10年後、気づいたときには汚い肌に。
スキンケアに興味あるなしに関わらず、男性も紫外線対策をしっかり行わなければいけません。