日焼け後にできる皮むけ、むいてもいい?早く治すには?

紫外線

ひどい日焼けした後2~3日後に皮がむけ始め、2週間~1ヶ月ほど続く皮むけ。

むきたい!

剥いてしまった・・・

という人、多いと思います。

しかし剥いてしまっていいものなのでしょうか?

早くきれいに治すための方法をまとめました。

そもそもこの皮とは何?

日焼けから数日後にできる皮むけ。

紫外線を大量に浴びたことで表皮細胞がダメージを受けて死んでしまいます。

つまりこの皮は死んでしまった皮膚細胞です。

むいてもいい?

皮ができるとむきたくなりませんか?

私は気になって何度かむいたことがあります。

中途半端に皮がめくれてあるのが気になって、見た目も汚いし、むいてしまいましたね。

しかし、皮はむいてはダメです!

皮がむけるのは新しい皮膚を作ろうとしているから。

しかしまだまだ未熟で、とても敏感な状態です。

そっとしておかなければいけません。

無理にむいてしまうと、炎症を起こしたり、肌荒れしたり、シミ、シワなどの原因になってしまいます。

後々肌が汚くなってしまっては困るので、むきたくても我慢しましょう。

早く治すには?

皮がむけるというのは、それほどの火傷を負った状態ということです。

早くきれいに治すためにケア方法を紹介します。

保湿ケアをしっかり行う

気になる人が多いと思いますが、皮は無理やりむいては絶対ダメです。

ポイントは、保湿。

日焼けした後の肌はとても乾燥しやすいです。

しかし乾燥した肌では肌の治癒力は低く、新しい皮膚がなかなか作られません。

正常な肌のターンオーバーを促すためにも、赤みやヒリヒリしている時はワセリン、少し落ち着いてきたら肌への刺激が少ない敏感肌用を使用し、保湿ケアをしっかり行いましょう。

水分補給をする

日焼けした際は患部だけでなく、身体全体も水分不足になっています。

体の内側も水分不足にならないよう、意識的に水分補給をしましょう。

ビタミンA、C、E、タンパク質を摂る

栄養バランスは必要です。

その上で日焼けによって皮がむけるほどダメージを受けた肌を回復させるためにより積極的に摂りたいのがビタミンA、C、E、タンパク質です。

  • ビタミンA(β-カロテン)
    紫外線によって発生した活性酸素を抑える抗酸化作用がある栄養素。またターンオーバーを調整し、きれいな状態で肌が生まれるのをサポートしてくれます。

    うなぎ、モロヘイヤ、ニンジン、ほうれん草など
  • ビタミンC
    シミの原因になるメラニンの生成を抑える働きがある栄養素。抗酸化作用があり、紫外線に対する抵抗力をつけるのに適しています。

    赤パプリカ、ブロッコリー、ゴーヤ、キウイ、ミニトマトなど
  • ビタミンE
    ビタミンA、C、Eは、特に抗酸化力に優れた栄養素です。まとめて摂ることにより、より相乗効果が期待できます。

    アーモンド、ツナ缶、たらこ、赤パプリカなど
  • タンパク質
    肌を作る栄養素の一つ。タンパク質をしっかり摂らないと、肌が再生できず、きれいな肌が作られません。

    肉類、卵、大豆製品、乳製品

睡眠

日焼けした後は身体が弱まっている場合があります。

また肌や身体の修復は睡眠時に行われます。

特に眠り始めの約3時間がとても大切です。

体力を回復させるためにも、できるだけ早く治すためにも質の良い睡眠をしっかりと取りましょう。

患部にやさしいケア

日焼けした皮膚はダメージを受けています。

入浴時や保湿ケア時にゴシゴシこすったり、塗り込んだりするのはNG!

また肌がヒリヒリしている間、赤みがあるうちは温めるのもNGです。

患部はできるだけ刺激を与えないように、優しく丁寧にが基本です。

日焼けした肌はとてもデリケートな状態です。

新たな日焼け、特に直後1週間ほどは厳戒態勢で。

その後も日焼けが治るまで、通常より、より気をつけて紫外線対策を行ってください。

まとめ

皮がむけるほどの日焼けをしてしまうこと、ありますよね。

しかし皮がむけるということはそれほどの火傷を負った状態といえます。

肌は傷つき、敏感。

絶対無理に皮を無理にむいてはいけません。

そしてできるだけ早くきれいに治すには、外側からは敏感肌用を使用し、保湿ケアをしっかり行うこと。

内側からは正常にターンオーバーが行われるよう、水分補給や睡眠、タミンA、C、E、タンパク質を積極的に摂るようにするのがポイントです。

日焼けしたところが再び日焼けすることがないように紫外線対策もしっかり行いましょう。